こんにちは。管理栄養士の横道友理子です。
前回のブログで、これから夏野菜がたくさん採れることをお話しましたね。
野菜は栄養面にとどまらず、彩りを加えて見た目をよくしたり、旬を感じさせたりと、料理になくてはならないものです。
今回は、この夏初めてズッキーニを料理に取り入れました。
『ズッキーニ』
仕入れ先は・・・アルテミス隣にある農家の直売所。採れたてなので、しっかりした歯ごたえとみずみずしさがあります。元気の良い緑色は、太陽をいっぱい浴びたことの証拠です。
見た目は胡瓜に似ていますが、実は南瓜の一種。日本では馴染みが薄く、料理に取り入れるのも難しい印象があるかと思います。
しかし!アルテミスには、イタリアンを専門とする一流シェフがいます。そんなシェフが考えたズッキーニ料理とは・・・
『ズッキーニとトマトのスープパスタ』
ズッキーニの緑とトマトの赤で、色鮮やかなスープパスタが出来上がりました。一緒に添えてあるトマトスープを食べる直前にかけるという、ちょっと斬新な食べ方にも面白味があります。
ゴロゴロ入ったズッキーニは、ザクッと食感が美味しいです。採れたてだからか、ほんのり甘味が感じられ、酸味のあるトマトとの相性も抜群です。
ズッキーニは南瓜の一種と言いましたが、水分が多くデンプンが少ないので低カロリーです。更に、お肌に嬉しいビタミンCや、むくみを改善させるカリウム、貧血予防に効果的な葉酸を多く含むので、妊婦さんにはおすすめな食材と言えます。
パスタ意外にも、ラタトゥイユやカレー、グラタン、オーブン焼きなど調理の幅も意外と広いのです。
ただ、白い部分は油を吸収しやすいので、上手に調理をしてカロリーが上がらないよう工夫も必要ですね。
直売所に行くと、旬の野菜がたくさん並んでいます。今回はズッキーニを購入しましたが、次回はトウモロコシも良いですね〜
これらも、入院患者様に採れたての美味しさをご提供できるよう、ますます頑張っていきます。