桃の節句が過ぎ、春らしさを感じられたり、真冬のような寒さが戻ったりと春に三日の晴れ間なしとはよくいったものです。皆様、体調にお変わりないですか。3月3日にはひな祭りメニューを提供しました。本日は特にシェフが丹精込めて2日前から仕込み3日間かけて提供している粟ぜんざいの工程をご紹介します。
こごみの天ぷらや菜の花の春の味覚と海老やまぐろの海鮮をたっぷり使用した見た目も華やかな彩りちらし寿司です。一口食べるたびに異なる味わいが楽しめます。
厚揚げは優しい出汁の中で煮込まれ、煮汁がしみ込んでいます。そのままでも十分に美味しいですが、煮汁の中で根菜と一緒に煮ることでさらに風味が増し、柔らかさと深い味を楽しむことができます。
酢味噌は、酢の酸味と味噌のコクが絶妙に調和し、たこの風味を引き立てます。たことわかめでコクのある酢味噌もあっさりとした味わいになっています。
旬の蕪をすりおろし、出汁と合わせ、とろみのある優しい味にしました。揚げた新じゃがとベビーホタテとしいたけと菜の花が入った具沢山のすり流しです。
粟はもち米の中でも特にコクがあり、ほんのりとした香ばしさがあります。ぷちぷちとした食感とあんこのコントラストを楽しめます。
次に粟ぜんざいの作業工程をご紹介します。
患者様からは
・とても美味しかったです。こんな美味しいぜんざい初めて食べました。
・粟って初めて食べました!モチモチしていました。
・色がすごくきれいでした。あんこがしつこくなく食べやすかったです。
皆様より大変嬉しい感想をいただきました。
これから過ごしやすい季節となります。桜の開花が楽しみですね。