完全無農薬 『有機栽培こしひかり』

 こんにちは。管理栄養士の横道友理子です。
 寒い冬は、こたつでみかんが定番ですよね。家でぬくぬく過ごしていると、運動不足になりがちです。
 一方で、お産を迎えたお母さんは授乳が始まり、エネルギーがどんどん消費されるので、とにかくお腹が空きます。人によっては、「ご飯が足りない・・・。」という方もいらっしゃいます。
 1日のエネルギー量は十分確保できるよう計算していますが、一人ひとりの基礎代謝が違うように、授乳による消費エネルギーも異なります。
 そこで、消費したエネルギーをしっかり摂っていただきたい!という考えのもと、ご飯の”おかわり”を始めました。

患者様からよく、ご飯が「美味しい。」というお言葉を頂いておりますが、そこにはお米へのこだわりがあるのです。

 アルテミスでは(株)じょうえつ東京農大と連携し、完全無農薬の有機栽培こしひかりを仕入れています。
 「東京農大って・・・学生が作ってるの!?」とお思いの方もいるかと思いますが、東京農業大学の卒業生が、地元の方々と一緒に設立したものなのです。新潟県上越市の中山間地で耕作放棄地を再開発し、お米と野菜の有機農場(JAS認証取得)を経営して、地域振興にも尽くしていると言います。
 上越市では、南葉山系の清浄な雪解け水が湧き出ています。この上質な水によって、甘味や粘り、艶が生まれてくるのですね。
 自然豊かな肥沃な土壌で、農薬や化学肥料を一切使用しない『有機栽培コシヒカリ』。作ってくださる方々の真心が感じられます。
 最近では、海外の患者様も入院されることが多いので、ぜひ日本のご飯の美味しさを知っていただけらと思います。