下田さん家の豚

ビタミンB1の多い豚肉は、疲労回復の効果が高いと言われています。
お値段も手頃でレシピも豊かな豚肉は、ご家庭でも日頃食卓に上がる機会が多いのではないでしょうか。

当院では、患者様に提供するメニューの一部に「下田さん家の豚」を使っています。

「下田さん家の豚」は、群馬県産の三元交配豚を、豚肉作りに携わり40年の下田畜産が大事に育てています。
その40年のこだわりを持って作られた豚肉は、特に3つの点で優れています。
■脂質がよい
良質なデンプンを含むいも類、マイロ、麦などを含むこだわりの飼料で育てています。これにより豚自身が本来の脂を作り出し、風味が良くて自然な甘みと旨みのある豚肉となります。
■獣臭がしない
飼料に動物性原料を使うと獣臭の原因となりますが、下田畜産の飼料では使用していません。
■やわらかい
飼料中にビタミンEやミネラルを大幅に強化し、ジューシーで柔らかい肉質へと変化させます。また、豚に負担や疲労をかけないように大事に育てることで、肉の筋繊維がきめ細かく柔らかい豚肉へと生育します。

豚肉は筋肉を食べるものですが、この筋肉に負担のかからないように扱うことでより柔らかくきめ細やかになるとは驚きです。
また、加工後冷蔵庫に骨付きの状態で数日間保管し、タンパク質の熟成を促進させることで豚肉中のアミノ酸含量を増加させ旨みや甘みをさらに高める熟成をしています。

農林水産大臣賞6回受賞、東京都知事賞5回受賞の「下田さん家の豚」。
こだわりの豚肉を使ったよりおいしい料理を提供できるのが私達の喜びでもあります。