あじさいの花の鮮やかさが雨粒に映える季節を迎えました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
さて、先日アルテミスでは今が旬のジューンベリーと梅を使用したデザートをご提供しました。
甘酸っぱいジャムとパンナコッタの甘みがよく合います。
召し上がった患者様からは
「ちょうどいい酸味で食べやすかった」
「ウエハースと合っていておいしかった」
「ここで作っていることに驚きました」
などの嬉しいお声を頂きました。
5月下旬にアルテミスにはジューンベリーがたくさん実りました。こちらはままっぷの大谷さんと小谷さんが収穫のお手伝いしてくださいました。
ままっぷとは東久留米市で活動する子育て中のママのボランティア団体です。育児情報誌ままっぷの作成や子育て広場を運営しています。アルテミスで出産された方も多くいらっしゃいます。大谷さん、小谷さんには植栽の水やりもお手伝いして頂いています。
団体の代表大谷さんから一言いただきました。「ままっぷです。このたび病院の植物のお世話をさせていただくことになりました。オレンジのエプロンを見たらお気軽にお声がけください!」
ジューンベリーとは名前の通り6月(June)に赤い実をつける落葉樹です。
ジューンベリーはとても栄養価が高く、抗酸化作用を持つポリフェノールの一種であるアントシアニンや、お腹の調子を整える食物繊維やビタミン、ミネラルの栄養素が豊富に含まれています。
また、梅雨の由来と言われている梅が実り熟したため今年も収穫いたしました。
梅に含まれている主な栄養成分は、カリウム、βカロテン、クエン酸、リンゴ酸が挙げられます。
その中でも注目したい梅に含まれている栄養素はクエン酸です。クエン酸には、疲労回復の他にも殺菌効果もあります。
アルテミスでは入院中に少しでも季節を感じていただけるように旬の食材を取り入れています。
梅雨冷えで肌寒い日もありますが、健康には十分お気をつけください。