みなさん、こんにちは。活発な梅雨前線がつづいており、蒸し暑さも増しておりますがいかがお過ごしでしょうか。
さて、気温や湿度が高くなってくるこの時期から気を付けていただきたいのが食中毒です。食中毒は年間を通して発生していますが、5月~8月は特に細菌が増えやすく増加傾向にあります。
食中毒の主な原因物質はサルモネラ、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌(O157)、ノロウイルス、アニサキスなどです。
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
食中毒とはこれらの細菌やウイルスなどがついた食物を食べることによって下痢や腹痛、発熱、吐気などの症状の他、時には命にかかわるとても恐ろしい病気です。
特に妊婦、赤ちゃん、高齢者の方はかかると重症化しやすいので注意が必要です。
そこで食中毒予防のため注意すべき3つの原則をご紹介します。
①細菌やウイルスを食物に「つけない」
・調理や食事前は必ず手を洗う。
・生の肉や魚が触れた調理器具(包丁やまな板など)は使いまわさない。
・調理器具は使用後十分に洗浄、消毒する。
②食物に付着した細菌を「増やさない」
・調理後、長時間放置しない。
・低温で保存する。(冷蔵庫10℃以下、冷凍庫-15℃以下)
・冷蔵庫は7割程度とし、詰込みすぎない。
・保存した食品はなるべく早めに食べる。
③食物や調理器具に付着した細菌、ウイルスを「やっつける」
・加熱する食品は中心部まで十分に火を通す。
・調理器具は熱湯や台所用漂白剤で殺菌する。
食中毒を引き起こす細菌やウイルスは目に見えないのでちょっとした不注意から引き起こしやすいです。ご家庭でも3つの原則を心がけてみましょう。
アルテミスでも厨房の清掃、食材の取り扱いや温度管理を徹底しております。安心安全なお食事を提供し、お食事の時間を楽しんでいただけるように精進していきます。