こんにちは。管理栄養士の横道友理子です。
今日はひな祭り!4階カフェテリアには、可愛いひな人形が飾られています。
ひな祭りは、”女の子の健やかな成長を願う”大切な行事です。本日はそんな願いが込められた、ひな祭りにふさわしい料理をご提供しました。
朝食には、春らしい『タケノコ入りグラタン』の上にちょこんとひなあられを乗せました。
タケノコは、ビタミンB1、B2、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸が豊富なので、疲労回復に効果的です。また、食物繊維はゴボウに次ぐ高レベル。便秘改善にも繋がります。
ひなあられは、桃色、緑色、白色がポイントになり、ここでもひな祭り気分です。
それぞれの色にはしっかり意味があり、桃は生命のエネルギー、緑は木々のエネルギー、白は大地のエネルギーを表していると言われ、この3色のお菓子を食べることで自然のパワーを授かり、災いや病気を追い払い成長出来るのだそうです。
昼食は、いつものご飯を少しアレンジした『桜えびと菜の花の炊き込みごはん』でした。
ほんのり桃色のご飯は、桜えびの香ばしさで食欲をそそらせます。カルシウムがたっぷりで、骨にも嬉しい食材ですね。ご飯の上には、菜の花と人参を盛り付けました。蝶に型どられた人参はまるで、菜の花にとまるモンシロチョウのようです。
お祝い膳では、お椀とデザートがひな祭り仕様になっています。
お椀 『はまぐりのお吸い物』
夫婦和合を象徴とするはまぐり。お吸い物にだしがよく出て上品な美味しさに仕上がりました。
身がしっかりとした、国産ならではのプリプリの食感が特徴です。
デザート『ひし餅風ムース』
ムースは、上から苺、ホワイトチョコレート、抹茶で重ねられています。ふわっふわで優しい甘さは幸せそのもの。これを食べられるのは、女の子の特権でしょうか・・・。いいえ、男の子も食べられます!
キウイの上に乗っているのは、お雛様とお内裏様に見立てた苺です。
粉糖をまぶしておめかしをしたお雛様。チョコレートでコーティングして格好良く決めたお内裏様。どちらも中身は、甘くて美味しい苺です。今が旬の苺をひな人形に見立てるなんて、シェフの女子力も負けたものではありませんね。
男の子の日である「子どもの日」も、どんな料理が出るかお楽しみください。