生で食べられる白菜

白菜には、煮る、蒸す、焼く、漬ける…沢山の食べ方がありますが、生でも食べられることをご存知ですか?白菜は生で食べるとしゃきしゃきと食感が良く、レタスのようなあっさりとした味わいです♪いろいろな食べ方が楽しめる白菜。そこに含まれる有効成分がさらに発揮できる調理法をお伝えします。

○生で食べる
ビタミンには白血球の働きを活発にし、免疫力を高める効果があります。その効果を高めるには生で食べるのが最適です。風邪が流行るシーズンには、ウイルスへの抵抗力をつけるためにも白血球の働きを活発にすると良いでしょう。

○煮て食べる
白菜に含まれるカリウムは水溶性なので、煮て食べるのがお勧めです。カリウムはナトリウム(塩分)の過剰摂取による高血圧や心臓病予防になります。また、血圧を正常に保つ効果も期待できます。カリウム豊富な芯を使って体が暖まるスープでいただいてください。

○蒸して食べる
ミネラルには脂肪を燃やし、動脈硬化を予防する働きがあります。その効果は蒸して食べることにより高まります。蒸し鍋や蒸し餃子などでミネラルを効果的に摂取できます。

○漬けて食べる
食物繊維を豊富に摂りたい場合は日本古来のお漬物が一番です。食物繊維は腸の活動を刺激して便通を整え、腸内環境を整えてくれます。お漬物の塩分が心配な方にも白菜漬けはカリウムが豊富で、塩分の過剰摂取を軽減してくれます。もちろん過剰に食べるのはお勧めできませんので、適量をお召し上がりください。

最後にワンポイント!

おいしい白菜の見分け方は…根元の切り口が新鮮で、白い軸にツヤのある、ずっしりと重く葉が綺麗な薄緑色のもの、斑点の少ないものを選ぶと良いでしょう。

長持ちする保存方法は…丸のままの場合は、乾いた新聞紙に包んで根元を下にして冷暗所に立てかけておけば2〜3週間保存できます。カットされた白菜はラップに包んで冷蔵庫に保存します。