9月24日 十五夜のお月見スイーツ「粟ぜんざい」

9月24日は「十五夜」でした。4階カフェテリアではススキを飾り、お月見団子と野菜、果物をお供えしました。夕食には健康にも良く、お月見にぴったりのスイーツ「粟ぜんざい」を提供しました。今日は粟ぜんざいのレシピともち粟の効能を紹介します。

粟ぜんざいに使用している「もち粟」は栄養価が高く、身体を温めたり、美肌効果があったりと女性には嬉しい効能がある雑穀です。白米に比べ、パントテン酸やビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富で妊娠中にもおすすめの食材です。

もち粟に含まれる栄養素の主な4つの効能

  1. 貧血の予防・改善:マグネシウムと鉄分が豊富で血液の生成を助けます。
  2. 便秘解消:食物繊維(白米の6倍)が腸内環境を整えます。
  3. ストレス解消:ビタミンEとパントテン酸は、ストレスを和らげる「抗ストレスホルモン」を作るために必須の栄養素です。ビタミンCをあわせて摂ることで、より抗ストレスホルモンが分泌されやすくなります。
  4. 肥満予防:ビタミンE(白米の28倍)は血行促進の効果があり、血中の悪玉コレステロールを分解する効果があります。ビタミンB群は脂肪代謝を促進し、肥満を予防します。

これらの効能の他にも、免疫力を強化するパントテン酸も雑穀の中ではトップクラスの量が含まれており、これからの季節に向けて風邪の予防などが期待できます。

粟ぜんざい作り方

材料

もち粟    1/2カップ
クチナシの実 1〜2個
水      1+1/2カップ
こしあん

  1. クチナシの実は長さを半分に切る。鍋に分量の水ともに火にかけ、きれいな黄色になった火を止め、こす。
  2. 粟をざるに入れ、さっと水に浸してほこりを落とす。
  3. たっぷりの湯を沸かし、粟を入れて1~2分茹でる。
  4. 水気をきってボウルに入れ、➀を180ml加える。蒸気の上がった蒸し器で20分間蒸して火を止め、そのまま10分間蒸らす。ふたをあけ、しゃもじでほぐす。
  5. 椀に温かい粟を盛り、こしあん適量をかける。