こんにちは。管理栄養士の横道友理子です。
すっかり冬の季候に近づき、肌寒くなってきましたね。カフェテリアから眺める富士山は、頂上が真っ白です。もう雪が降っているんだな〜と、冬の寒さを実感しますね。
そんな寒さの中でも、元気に咲いている花をご存じでしょうか?
『山茶花』
「さざんかさざんか咲いた路〜たきびだたきびだ落ち葉たき〜♪」という懐かしい歌があります。冬の色味が乏しい庭に次々と咲く山茶花は、たき火のように周囲を明るくすると言われています。
山茶花は、冬の寒さを忘れさせてくれる”癒やしの花”でもあるんでね。
本日のおやつは、山茶花をモチーフにした『ラ・フランスのワイン煮』を提供します。ぜひ美味しくお召し上がりください。
♢ラ・フランスのワイン煮
うっすら桃色に染まったラ・フランスは、赤ワインと白ワインに漬けたコンポートです。柔らかいので、ほぐすと果汁があふれ出てきます。
中に白く見えるのは、水切りヨーグルト。ラ・フランスの果汁が浸み込むと、チーズのような濃厚さがなめらかになり、幸せな食感が味わえます。
ラ・フランスは、日本なしとほぼ同じ成分を含んでいますが、食物繊維をなしの2倍も多く含むので、便秘ぎみの方にはお勧めです。
果物は、生で食べるのも十分美味しいですが、こうして加熱して味付けすれば、別の美味しさが楽しめますね。