秋の味覚"秋刀魚"と幻の米"越路早生"を仕入れました!

9/10に「納涼祭」を行います。来場する皆様と入院患者様のために北海道より脂ののった"秋刀魚"と幻の米"越路早生"を仕入れました。今年の秋刀魚は豊漁で、脂がのって美味しく、しかも七輪で丸ごと焼いた秋刀魚を塩焼きでご用意します。

日本では、秋刀魚を塩焼きにしてカボスや、スダチ、ユズ、レモン、ライムなどの搾り汁やポン酢、醤油などをかけ、大根おろしを添えて食べることが多いです。内臓にえぐみがなく、塩焼きのはらわたを好んで食べる人も多いです。日本各地で秋刀魚祭りが行われています(一例として「目黒の秋刀魚」)。

秋刀魚には、血液の流れを良くするといわれるエイコサペンタエン酸が多く含まれており、脳梗塞心筋梗塞などの病気を予防する効果があるとされています。また、ドコサヘキサエン酸も豊富に含まれており、体内の悪玉コレステロール (LDL) を減らす作用、脳細胞を活発化させ、頭の回転を良くする効果もあるとされています。

生の秋刀魚の鮮度の見極めは、

  • 尾を持ち秋刀魚の頭を上に向けたとき体が曲がらずにできるだけまっすぐに立つもの
  • 目が濁っていないもの
  • 口先がほんのり黄色いこと

と言われています。

焼き魚として調理する場合、取り除くべき大きな鱗を持たず内臓やえらを取り出すことも少ないため包丁を必要とせず扱い易く、入門用鮮魚とされることが多いです。


幻の米"越路早生"は新潟県柏崎市から仕入れた希少な新米です。

越路早生は、新米の中でも早い時期に収穫されるお米で、いち早く今年の新米をお楽しみいただけます。
海苔は、昨年収穫・加工され津波から間逃れた貴重な岩手県石巻産の海苔を使用しています。
     
「新潟産越路早生(こしじわせ)」

越路早生は【農林1号】と【農林22号】という品種の交配から誕生したお米で、同じ【農林1号・22号】を親に持つコシヒカリの姉妹品種です。

新潟県では古くから栽培が奨励され、新潟県内作付面積第一位のお米として栽培されてきましたが、いもち病に弱く、倒れやすいこと、その他の育てやすい品種が普及したことなどにより、現在は作付け面積・生産量共に減少傾向にあります。

しかしコシヒカリ同様、食味・品質ともに良く、日本酒などに使われるお米としても有名で、古くからの根強いファンを持つお米です。

今では栽培する農家も少なくなってしまいましたが、現在でも新潟県柏崎市の一部で、少量のみ栽培されています。

新潟県では、新米の季節をより長く楽しむためにまずは刈り入れ時期が一番早い越路早生を食べ、食べきる頃に収穫された刈りたてのコシヒカリを楽しむという方も多くいらっしゃいます 。

新潟県と言えばコシヒカリが有名ですが、越路早生も人気品種です。


新潟県産の越路早生は、有機栽培の特別品種であり、平成23年度の放射性物質の検査で、放射性セシウムは検出されていません。ご安心してお召し上がりください。
新潟県HPより:http://www.pref.niigata.lg.jp/nosanengei/1313964108883.html