南イタリアの魚介料理「アクアパッツァ」

アクアパッツァとは?
イタリア語で「くるった水」という意味。
魚介をオリーブオイルで焼いた後、水を加えることでオリーブオイルに入った水が勢いよく跳ねることからつきました。

材料(4人分)

(作り方)

  1. アサリは、貝殻を擦り合わせるように洗い、砂抜きをしておく。
  2. ドライトマトは水で30分戻し、1cm角に切ります。(ドライトマトは、手に入りにくいので代用でミニトマトでOK。半分にカットしておくといいでしょう)
  3. 鯛に塩、胡椒をふり、下味を付けます。
  4. 菜の花は長さを半分に切り、塩(分量外)を加えたお湯でサッと茹でる。茹であがった菜の花(少し歯ごたえが残る程度)は、冷ましておく)は、ザルにあげて水気を切っておく。
  5. フライパンにオリーブオイルとスライス(又は、包丁の腹でつぶした)にんにくを入れ、弱火にかけます。
    ※火を付ける前に、オリーブオイルとにんにくを入れましょう。にんにくの香りがしてきたら、鯛の皮目が下になるように入れて焼き色を付けます。
  6. 皮目が香ばしく焼けたら裏返し、アサリ、ケイパー、ブラックオリーブ、トマトを入れます。
    水を入れて蓋をして、アサリの口が開いて鯛に火が通るまで火にかけます。
    ※水を入れる際は跳ねるので、蓋をかざして隙間から入れるようにするとよいでしょう。
  7. アサリの口が開いたら、塩、コショウをふり、味を調えます。ドライトマトの種類や戻し方によって、仕上げに加える塩の量が変わります。味見をしながら塩の調整を行ってみてください。
  8. 鯛に火が通ったら、菜の花の水気を絞ってフライパンに入れ、軽くなじませて器に盛りつけます。

《ポイント》

  1. アサリの砂抜き
    砂出しには数時間から約半日かかります。ボールに3%の塩水(水1リットルに塩30gの割合)をつくり、その中にアサリを入れます。アサリの砂をよく出すには「暗いところ」「静かなところ」に上からフタをしたボールを置いてください。
  2. 今回は、鯛を使いましたが、白身の魚なら何でもOKです。