沖縄御膳

9月は秋雨前線の影響で少しぐずついた天気でスタートしました。涼しくなってホッとしているところもありますが、夏バテは秋に出るとも言われています。気温差の激しい今こそ体調管理に気を付けていきたいですね。

アルテミスの人気メニュー

さて、今回は沖縄御膳を紹介します。沖縄料理は暑い地域の郷土料理なだけに夏バテ対策のメニューがたくさんあります。沖縄御膳はソーキそばをメインに、疲労回復や体の防御機能向上に効果的なメニューを揃えています。

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沖縄御膳

< ソーキそば >
”ソーキ”とは豚のあばら肉のことです。ソーキの旨味が溶け込んだスープはコクがあるのにあっさり。あと引く美味しさで、患者様にとても好評です。
豚肉にはビタミンB1が多く含まれています。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きをする栄養素で「疲労回復のビタミン」と呼ばれています。たんぱく質ビタミンB1を摂れるソーキそばは夏の暑さに疲れた身体におすすめの一品です。

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ソーキそば

< もずくの天ぷら >
沖縄で一般的に食されている”太もずく”を使った天ぷらです。太もずくは、太くて強いぬめりが特徴です。天ぷらにするともちもちした食感になり、とても美味しいです。
もずくに含まれる食物繊維は善玉菌の栄養源になって腸内環境を整えます。腸には免疫細胞の70%が集まっており、外部から入ってきた病原菌を排除するシステム「腸管免疫」が存在します。腸内環境を整えると「腸管免疫」の機能を高めることができます。

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太もずく

< にんじんしりしり >
人参と卵を炒めた沖縄県の郷土料理です。沖縄で「しりしり」とは千切りを意味します。人参はβカロテンが豊富です。β-カロテンは体内でビタミンAに変換されて作用し、皮膚や粘膜を健やかな状態に保ちます。さらに有害な活性酸素から身体を守る抗酸化作用があります。βカロテンは熱に強く、油といっしょに摂ると吸収率がアップします。そのままでは嵩張って量が食べられない人参も、炒めるとかさが減るので、にんじんしりしりはβカロテンを効率よく摂取できる料理と言えますね。

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にんじんしりしり

< サーターアンダギー >
沖縄御膳の日のおやつは揚げたてのサーターアンダギーを提供しています。サーターアンダギーは沖縄生まれの揚げドーナツで、結婚式などお祝い事にも振舞われる縁起の良いお菓子です。カリッと揚がったドーナツからは黒糖の香りがたち、かじれば思わず笑顔になってしまいます。

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サーターアンダギー

患者様から感想をいただきました

・美味しくて全て完食しました!
・スープがあっさりといて食べやすかったです。
・豚肉がとろとろで美味しかった~。
・沖縄、夏らしい感じが良かったです!
・もずくの天ぷら初めて食べました、不思議な食感でした。
・にんじんしり美味しくて家でも作ってみようと思います。
・手作りのサーターアンダギーに驚きました。揚げたてで温かくて美味しかった。おやつまで沖縄感があって良かったです。

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沖縄御膳を喜んでいただき、私たちも嬉しい限りです。季節の変わり目、皆様がご健康に爽やかな秋を満喫できますように。