10月4日 十五夜 『お月見最中』

 こんにちは。管理栄養士の横道友理子です。
 本日は10月4日『十五夜』です。十五夜とは、新月から数えて15日目のことを指し、満月(又は満月に近い)お月様が見られると言われています。今日は秋晴れとなり月も綺麗に見られるとのことですが、夕方以降から冷え込むようです。温かくして、お月見を楽しんでいただければと思います。
 
 十五夜に因み、4階カフェテリアの入り口には大きなススキとお団子、旬の野菜や果物を並べました。

 十五夜には、秋の収穫を祝うという意味も込められています。農作物はもちろん、お米が無事に出来たことを感謝すると同時に、次期の豊作を祈願するため、お供えする習慣があります。

 月見団子の形は、月に見立てて丸くしていることが多いですが、地域によっては違うところもあるようです。関東では丸くしますが、関西は楕円形にして餡子で包んだり、静岡県では真ん中をへこませて餡子を乗せたりと、食べ方も様々です。

 アルテミスでは、白玉団子の下に餡子を敷き、甘栗をトッピングしてちょっとお洒落に仕上げました。こちらは、本日の昼食でご提供しています。

『お月見最中』

 最中に敷いた餡子は夜空を、甘栗はお月さまを表しています。夜空に浮かぶ月の光のもと、小さな白玉団子が3つありますが、こちら、どうして3つなのかというと・・・

 2つをお母様とお父様。もう1つをお子様にし、3人で仲良くお月見している様子を表しているのです。お菓子の中に、こんな温かい物語があるなんて、食べるのが楽しみになりますね。最中の皮はサクッと香ばしく、中はモチモチのお団子に甘栗。そしてたっぷりの粒あんが詰まって、それぞれの甘さや食感が口の中で広がる豪華な『お月見最中』。 召し上がった患者様からは、「盛り付けが可愛い!」「餡子が甘すぎず美味しかった。」「そう言えば十五夜ですよね〜。」などの感想をくださり、十五夜の雰囲気を楽しく美味しく感じていただけたようです。
 
 皆様のご家庭でも、美味しいお団子を食べながら楽しい十五夜をお過ごしいただければと思います。