母の日 カーネーションゼリー

 こんにちは。管理栄養士の横道友理子です。
 5月も中旬になり、日に日に気温が上がっていきますね。先週末は久しぶりの大雨となりましたが、今週はまた、穏やかな気候が戻りそうです。
 さて、一昨日5月14日は母の日でした。普段は照れくさくて言えない感謝の気持ち、皆さんはどのようにお伝えしたのでしょうか。
 アルテミスでは、15時のおやつに『カーネーションゼリー』をご提供しました。


 ゼリーの真ん中に、真っ赤なカーネーションが咲いているのがわかるでしょうか?「花がゼリーに入っている!?」と不思議に思われた方、こちらエディブルフラワーと言って、食用向けに安全に育てられた”食べられるお花”なのです。カーネーションは特に渋味がなく、ほのかな甘味が感じられます。食物繊維やビタミン類が含まれるので、美容にも効果的です。ゼリーの中には、抗酸化作用を持つ苺やブルーベリー、ビタミンCが豊富なキウイ、パイナップルなど、色とりどりの果物がたっぷり!ふんわりとした花の香りと共に、美味しく召し上がっていただければと、シェフが心を込めて作りました。

 1輪のカーネーションと一緒にお渡しすると、「わぁ!嬉しい〜。」「まさか貰えるなんて。」「そっか!母になったんだもんね。」など、驚きと喜びの声を頂きました。
 ちょうど面会の時間で、お子様のいらっしゃる方が多く

 「どうしてお花?ママの誕生日なの?」

 「今日は、ママの日なんだよ。母の日っていうんだよ。」

 という親子の会話がありました。まだ1〜2歳でしょうか。いつか「ママ、いつもありがとう。」という時が来るのだろうと、とても微笑ましく思えました。
 
 辛い陣痛に耐え、痛かった出産を終えたお母様方。初めて母になった方もいらっしゃると思います。アルテミスで迎えた母の日を、素敵な思い出として感じていただければ嬉しいです。
 
 
 カーネーションゼリーのレシピはこちらです。

【材料】(4人前)
水:500cc
砂糖:50g
寒天:5g
いちご:2粒
キウイフルーツ:1/2コ
ブルーベリー:12粒
パイナップル:3切れ
食用カーネーション:4コ

【作り方】
1.いちごは、ヘタを取り、1粒を1/4に切ります。キウイフルーツは小さめのいちょう切り。パイナップルは、1センチ厚さにカットします。ブルーベリーは水洗いします。

2.鍋に水、砂糖、寒天を入れ火にかけます。沸いてくるまでホイッパーで混ぜます。沸いてきたら火を中火にして、1分位そのまま火にかけ、その後火から離します。

3.2.を半分づつボールに分け、まず1つを氷水の入ったボールで冷まします。寒天は直に固まるので気をつけて下さい。少し固まってきたら器に流し入れ1.のフルーツを散らし入れます。真ん中に食用カーネーションを入れ、冷蔵庫で冷まします。

4.もう1つの寒天も3.と同じように冷まし少し固めます。固まってきたら3.の上に寒天を流し入れ、冷ませば出来上がりです。

 食用のお花”エディブルフラワー”は、カーネーション意外にもパンジービオラ、チューリップなど色々な種類があります。それぞれの色や甘さ、食感を味わいながら、目と舌でお楽しみいただけます。クッキーやケーキの上にちょっと乗せるだけで、見た目がパット明るくなりますよ。