大阪式そうめん

 こんにちは。管理栄養士の横道友理子です。
 皆様、夏と言えばどんなものをお召し上がりになられますか? 暑いのでさっぱりしたもの、体力をつけようとスタミナのつくもの・・・等色々あるかと思います。
 19日の昼食には、夏の定番でもある「そうめん」を提供します。どうぞお楽しみに!

『大阪式そうめん』

 一見、冷やし中華のようで、「え! これがそうめん?」と驚かれる方も多いと思います。実は、大阪ではそうめんに具をたっぷり乗せて食べるのが習慣で、つゆも上からかけるお宅もあるようです。
 麺つゆに薬味を入れるのも、さっぱりとして美味しいですが、野菜やお肉が入ることで栄養バランスが優れ、そうめん一品で「主食・主菜・副菜」が揃います。
 本日は卵、チャーシュー、胡瓜を乗せましたが、他にも海老やかき揚げ、椎茸などお好みで色々乗せてみても美味しく召し上がれるかと思います。
 つゆは、鰹だしを効かせた上品な味わいに仕上げました。そうめんの上からかけると、ほんのり味が浸み込んで、特に卵との相性は抜群です。隠し味には、オリーブオイルを使用。具を乗せる直前に回しかけ、めんによく絡ませました。さっぱりとした中にまろやかさが出て、とてもあとの引く味となっています。又、オリーブオイルはオレイン酸を多く含むことでコレステロール中性脂肪を減らす作用があるので、ダイエットに効果的な上、美肌効果も期待できます。この夏、食べ過ぎちゃった!という方は、ぜひ試してみてくださいね。
 同じ食べ物でも、地域によって食べ方が異なるのは面白いですね。この他にも、まだまだ新しい食べ方、調理法が色々あると思いますので、また後ほど、皆様にご紹介できればと思います。