6月5日の 『 紫陽花御膳 』カラフルな彩りが食欲をそそります!

 こんにちは。梅雨入り前だというのに真夏日の予報が出る猛暑が続きますが、暑さ負けしていませんか?さて、明日は毎月恒例のイベント食 『 紫陽花御膳 』です。紫陽花といえば6月を代表する花ですが、アルテミスの3階病棟にも見事な紫陽花の花が咲いています。紫陽花御膳とともに皆様にご紹介いたします。

3階病棟マーガレットエリアの壁面に咲く紫陽花





『 紫陽花御膳 』




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◇スープ: ゴボウのポタージュ

 初夏の暑さに負けず食が進むよう冷製にしてみました。ゴボウの香ばしさと風味を出すために一度、素揚げしてから玉葱、ジャガイモをコンソメで煮込み、牛乳と生クリームで仕上げました。中央に添えてあるのは、セルフィーユとゴボウのフライです。ほどよい冷たさと、なめらかな口当たり、やさしいのど越しがうれしいスープです。















◇前菜: ホタテとアボカドのマリネ

 鮮やかな赤、黄色、緑といった色とりどりの野菜が食欲をそそります。ホタテ、アボカド、パプリカ(赤・黄)、キュウリ、玉ねぎをグレープシードオイルで炒めて冷やしマリネにしました。ホタテの歯ざわり、アボカドのもっちり感、キュウリの瑞々しいシャッキリした歯ごたえなど、それぞれの食感とレモン果汁の爽やかな酸味が相まって、お口の中をさっぱりとさせてくれる前菜です。















◇サイドディッシュ: 洋風炊き合わせ

 冬瓜を紫陽花の花びら形に切り、南瓜、蕗、海老真文をチキンコンソメで炊き上げました。海老の旨味、蕗のかすかなほろ苦さ、南瓜のほんのりとした甘さ、しゃきしゃきした食感のキヌサヤなど、それぞれの食材の淡くやさしい彩りそのままの豊かな風味と、上品なチキンコンソメとのハーモニーをご堪能ください。














◇メインディッシュ: 豚ヒレ肉のソテー 梅と大葉のソース

 梅酒と梅肉のソースと大葉と松の実で和風に仕上げたジェノバ風ソースの2種類が豚ヒレ肉を彩ります。豚ヒレ肉に絡めれば梅の香りと甘酸っぱい味わい、そして紫蘇独特の和の香りが口いっぱいに広がって、肉の旨味がひと味もふた味も違います。軽く塩茹でした付け合せのおかひじきとエノキ茸の食感がヒレ肉の柔らかさを引き立ててくれます。















◇ご飯: 雑穀入り焼きリゾット

 焼きリゾットは、雑穀を合わせた米の旨味を引き出すために黒胡椒でほんの少しピリ辛にしてあり、さっぱりとしたソラ豆と生クリームのソースにとてもよく合います。中央にあしらったガレットは、焼きトウモロコシを粉にして小麦粉と合わせて焼き上げました。素朴な味と懐かしい風味をお楽しみください。
















◇デザート: 紫陽花仕立てのゼリー

 ブルーベリーをベースにしたゼリーに、ピンクのラズベリーゼリー、赤いイチゴゼリー、青に色味を変えたブルーベリーゼリーをトッピングし、紫陽花の花をイメージしました。抹茶とホワイトチョコレートで作った生チョコを葉に見たてました。見た目も涼しく冷たくてさっぱりとしたゼリーと抹茶チョコ、それぞれの甘味と舌触り歯ざわりの違いがうれしい初夏のデザートにふさわしいひと品です。