話題の塩麹で、食事をもっとおいしく

こうじに塩と水を混ぜ、発酵させて作る伝統的な調味料「塩こうじ」。
順天堂大学大学院医学部 白澤卓二教授によって、アンチエイジング効果があると認められ、NHK総合おはよう日本」やフジテレビ「めざましテレビ」、日本テレビヒルナンデス!」など数々の情報番組に健康食として紹介されたことがきっかけとなり、爆発的にブームとなりました。
スーパーの棚に並んでいるのを、皆さん、一度は目にされたのではないでしょうか?

塩麹は、乳酸菌、ビタミンB1・B2・B6といった栄養素をふんだんに含んだ天然のアミノ酸調味料です。
特にビタミンB6はたんぱく質を分解する効果があり、筋肉や血液を作る上で非常に大切な栄養素です。野菜ですとにんにくに多く含まれています。身体を活性化するエネルギーを作りだします。
アミノ酸は食材のうまみを引き出す効果がありますので、まさに、万能調味料!
お肉やお魚を塩麹に1時間程度漬けておくだけで、驚くほど食材の味がまろやかになります。また、素材自体に味がつきますので、その後の調理もとっても楽です。減塩にもつながりますので、ぜひご家庭でもお試し下さい。

当院でも、栄養満点の塩麹を早速取り入れています。
写真は、3月24日の夕食メニュー「イベリコ豚の塩麹焼き」です。

塩麹効果で肉がやわらかくなり、より食べやすくなりました。多少冷めてしまっても肉がやわらかいのは発酵パワーのおかげですね。また、油もほどよく濃縮され、口に運ぶとじわりとうまみがしみ出てくるように感じます。
また、来週にはシェフの自信作である、塩麹と香草のW効果で食材本来の味を最大限に引き出すメニューが登場予定だとか……

みなさんもぜひ、日々の食事に塩麹を取り入れてみてください!